成安造形大学イラストレーション領域

成安造形大学イラストレーション領域 レポート

成安造形大学イラストレーション領域の日々や活動記録を紹介するレポートページです

2016年04月09日 授業紹介

立体造形授業(フィギュア・ドール)

このカテゴリーでは、イラスト領域の様々な授業を随時、ご紹介しています。

今回は「立体造形」。フィギュアやドールを制作する授業です。

 

フィギュア、ドールはどちらも日本語では「人形」ですが、髪の毛や服まで、一体化して表現するものを「フィギュア」、それらを植毛や布で表現し、また、関節が動かせるものを「ドール」と呼びます。(フィギュアでありながら、関節が動くアクションフィギュアというものもあります)

 

フィギュアづくりの最初は、アイデアスケッチからです。プロポーションやポーズ、様々な角度のスケッチを何枚も描くことで、自分自身のイメージを固めていきます。

次に行うのは、投影図の作成です。これは、粘土で原型を作る時にパーツの大きさを確認していくためのもの。

 

原型には石粉粘土を使います。石粉粘土は柔らかい状態では盛り上げ、完全に乾くとカッターなどでの削りが可能で、フィギュア・ドールなどディテールの細かい造形に向いた素材です。何度もイメージスケッチや投影図、各種資料を見ながら、立体をイメージに近づけていきます。

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完成した原型は、そのまま彩色する場合と、シリコンゴムとレジンを使った複製を作る場合がありますが、このお話はまだ、次の機会に。

 

次回は1年生の「基礎描写授業」を紹介する予定です。

 

過去の授業紹介記事もどうぞ!

  1. 人体表現授業
  2. 物語構成授業(マンガ・絵本)

 

右カラムのカテゴリーで「授業紹介」をクリックすると全ての記事を一覧できます

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投稿者:staff

2016年04月09日 授業紹介

マンガ・絵本(ストーリー構成)

このカテゴリーでは、イラスト領域の様々な授業を随時、ご紹介しています。

今回は「ストーリー構成」。マンガ・絵本を制作する授業です。

 

イラストレーション領域では、かねてから「マンガ・絵本・アニメーション」を、イラストレーションでできる、コンテンツと位置づけてきました。自分の表現の可能性という意味で、マンガと絵本を分けずに考えるのも大きな特徴です。

 

まずはトレーニングとして、8ページのミニ絵本を構成することからはじまります。8ページという量は、3つの場面(見開き)からなり、これを使って「現在」「過去」「未来」という時間経緯や、ものごとの変化、または場所の移動といった、絵物語表現の基本構成を学びます。

その後、16ページという指定されたページ数と、四季のなかからひとつの季節をテーマを踏まえて、それぞれが描きたいテーマを見つけ、制作に挑みます。

 

制作はアイデア出しの中から、自分が語りたいテーマを探り、プロット(あらすじ)を組み上げます。そして、ネームと呼ばれるラフづくりでは、キャラクターやエピソードをよりわかりやすく、魅力的に表現する工夫を、教員の指導を受けながら行っていきます。

 

物語づくりは、「人間心理に対する理解と興味」「論理的な思考(因果関係)」「説明能力」など、多くの要素が絡み合った、複雑な作業です。ですから、物語づくりに挑むことは、そういった能力を身につける方法でもあるのです。

 

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合評の様子。構成、絵、レイアウトなど複雑な要素がうまくかみ合っているかどうかが、完成度を大きく左右します。

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課題作品では、自分で印刷データ化をおこない、冊子化します。自分の得意な表現が、マンガや絵本という形になることで、大きな表現力となります。

 

次回は「立体造形授業(フィギュア・ドール)」をお送りする予定です。

 

過去の授業紹介記事もどうぞ!

  1. 人体表現授業

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投稿者:staff

2016年04月08日 授業紹介

人体描写授業

このカテゴリーでは、イラスト領域の様々な授業を随時、ご紹介していきます。

今回は「人体描写」。人間を描く授業です。

 

イラストでは、人物を描く機会がたくさんあります。リアルであったり、アニメやマンガキャラのようにデフォルメされたり、時には動物の擬人化など、表現の方法はさまざまです。

人間や動物を描くのが難しいのは、「形の複雑さ」「ポーズや動きで形が変化する」「つなぎ目が外から見えない」といったことが上げられます。

イラストレーション領域では、「単純に見て描くトレーニング」から一歩踏み込んだ、「人体の構造を知り、描写に応用できる=美術解剖学」を取り入れた授業を「人体描写」と呼んでいます。

人体を形成する、骨や筋肉の形、位置、働きを知ることと、ヌードデッサンでそれを確かめることを交互に行うことで、実在感のある人体を描けるようになります。

また、こうやって身につけた観察眼、知識は、リアルに描く場合だけでなく、デフォルメされたキャラクターやマンガ・アニメでの動作の描写、フィギュアなどの立体での表現でも、大きな力となります。

 

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写真は現2年生の人体描写合評の様子です。

2017年入学生からの9コース体制では、「ネイチャーイラストコース」授業としてより本格的に、また全コース共通の導入編としてよりわかりやすくなるよう、計画中です。

 

次回は「演出構成授業(マンガ・絵本)」をお送りする予定です。

 

 

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投稿者:staff

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滋賀県にある美大、成安造形大学のイラストレーション領域です。琵琶湖を一望するキャンパスより、クラスのできごとや情報をつぶやきます。

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