このカテゴリーでは、イラスト領域の様々な授業を随時、ご紹介しています。

今回は「ストーリー構成」。マンガ・絵本を制作する授業です。

 

イラストレーション領域では、かねてから「マンガ・絵本・アニメーション」を、イラストレーションでできる、コンテンツと位置づけてきました。自分の表現の可能性という意味で、マンガと絵本を分けずに考えるのも大きな特徴です。

 

まずはトレーニングとして、8ページのミニ絵本を構成することからはじまります。8ページという量は、3つの場面(見開き)からなり、これを使って「現在」「過去」「未来」という時間経緯や、ものごとの変化、または場所の移動といった、絵物語表現の基本構成を学びます。

その後、16ページという指定されたページ数と、四季のなかからひとつの季節をテーマを踏まえて、それぞれが描きたいテーマを見つけ、制作に挑みます。

 

制作はアイデア出しの中から、自分が語りたいテーマを探り、プロット(あらすじ)を組み上げます。そして、ネームと呼ばれるラフづくりでは、キャラクターやエピソードをよりわかりやすく、魅力的に表現する工夫を、教員の指導を受けながら行っていきます。

 

物語づくりは、「人間心理に対する理解と興味」「論理的な思考(因果関係)」「説明能力」など、多くの要素が絡み合った、複雑な作業です。ですから、物語づくりに挑むことは、そういった能力を身につける方法でもあるのです。

 

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合評の様子。構成、絵、レイアウトなど複雑な要素がうまくかみ合っているかどうかが、完成度を大きく左右します。

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課題作品では、自分で印刷データ化をおこない、冊子化します。自分の得意な表現が、マンガや絵本という形になることで、大きな表現力となります。

 

次回は「立体造形授業(フィギュア・ドール)」をお送りする予定です。

 

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