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黒田さかえ先生の3年 銅版画授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】(シラバスより)
この時代のなかで、何を見て、何を感じているのかを客観的に捉えてみる。
それらを自分の内に取り込み、そして思考する。そして手を動かし自分の表現を模索する。
イラストレーション(銅版画)の授業では各自の視点の発見とその時代を捉える感性を培い、ひとつの表現メディアとしての銅版画表現を通して自己の作品表現の幅を広げる。また自己の表現テーマについても思考する。
【06年度後期優秀作品】(50音順)
須ヶ原 文 さん 『song bird』 ————————————-
Copyright 2007 (C) SUGAHARA aya 禁無断転載
作者コメント:
ソフトグランドは勢いと思い切りが大事だとのアドバイスのもと、思い切って描いてみました。線や模様に変化が付いて、ハードグランドよりものびのび楽しく描けました。
黒田先生コメント:
ソフトグランドを多用し、銅版画特有の面白い線を活かした絵画的な作品に仕上がりました。歌っているうちに目がなくなったのかな?
新岡 良平 君 『視線』 ——————————————–
Copyright 2007 (C) NIIOKA ryohei 禁無断転載
作者コメント:
銅版画は新しく習う表現だったので戸惑いっぱなしでした。
この作品は、単語からイメージした世界を表現して、その単語をタイトルに据える、というような課題だったと思います。
目に映り込む世界を描き起こしました。
参考にした作家はM.C.エッシャーです。
黒田先生コメント:
根気の要る作業を、几帳面にかつ大胆に行って仕上げた個性あふれる作品ですね。ラインエッチング、アクアチント、ソフトグランドすべて上手く習得し自己表現できています。
人見 悠介 君 『ティータイム』————————————–
Copyright 2007 (C) HITOMI yusuke 禁無断転載
作者コメント:
楽しんでもらえるようにといくつかのキャラを盛り込んで遊び心が出るように心がけました。こだわったところは線の強弱です。自由に作業できたので自分も楽しめました。
黒田先生コメント:
技術、構成力、動きのある画面作りなどとてもすばらしく、魅力ある作品に仕上がったと思います。
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