男鹿和雄氏はスタジオジブリ作品などでご活躍のアニメーション美術・挿絵画家で、「となりのトトロ」「もののけ姫」などの作品において美術・背景を担当。映画に表現された時代の自然と空気感を透明で暖かく、深い水彩画の世界で表現しました。また、平和の祈りと生命の重みをうたいあげる原爆詩画集「第二楽章(吉永小百合編)」の挿絵を担当されており、終戦当時などの広島・長崎などを描かれています。
本展覧会は、エプソンピエゾグラフギャラリー京都の開設三周年を記念して、原爆詩画集「第二楽章」の作品およびスタジオジブリ作品の背景画などから、男鹿和雄氏の作品をピエゾグラフでアーカイブしてご紹介いたします。ピエゾグラフによってあますところなく表現された男鹿和雄氏の豊かな水彩画作品をぜひご覧ください。
(もっと大きく! クリック)
会期: 2005年12月9日(金)〜 27日(火) 11:00〜19:00
* 12月9日午後6時より、会場にて男鹿和雄氏を迎えてオープニングパーティーを開催
月曜・日曜・祝祭日休館 入場無料
会場: エプソンピエゾグラフギャラリー京都
京都市下京区五条通高倉角堺町21 ウエダビル3F TEL: 075-344-8259
(クリックすると大きく表示されます)
なお、スタジオジブリ作品を支えたアニメーション背景美術の技法解説書であり画集でもある「男鹿和雄画集II(スタジオジブリ責任編集)」を会場にて販売する予定です。
2005年12月09日
この記事へのコメント
コメントを書く