2005年08月23日

仰木の地蔵盆! 〜地蔵プロジェクトによる幻想的なランタン

今日、8月23日(火)は、仰木の辻ヶ下地区の地蔵盆です。

成安造形大学のメンバーを中心に「地蔵プロジェクト」(あとで説明)という活動があります。

本年で4回目となる手作りランタンは、老人会のみなさんと一緒に作ったとのこと。
幻想的な灯りがともります。

地蔵盆は、昔から続く地元の行事です。おじゃまにならないように、一緒に楽しませていただきましょう。

「地蔵プロジェクト」のスケジュールは、
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8月23日(火) 辻ヶ下地蔵盆 参加&お手伝い

13:00 準備開始(辻ヶ下 延命地蔵堂 集合)
17:00 インターネット放送局開局! ランタン点灯準備
19:30 ご詠歌 〜 20:00 盆踊り
20:30 ビンゴゲーム
21:20 終了後直会

8月24日(水) ツール・ド・地蔵 2005(プロジェクトメンバーで、地蔵マップのお地蔵さまを巡ります)

手作りランタンって、どんなイベント?
詳しくはココ(クリックしてください)

もう一つの目玉は!!
「辻ヶ下地蔵盆 インターネット放送局」(クリックしてください)


今年の企画は『インターネット放送局』と題して、インターネットで生レポートする予定。
生と言っても掲示板(BBS)なので、文字と写真によるレポートですけれど、
それでも、きっとライブ感のあるものになると思います。
当日、参加できない方は、是非この時間中(17〜21時)に
インターネット上で参加して下さい。
BBSに書き込みしてくれる とうれしいです!
携帯電話からも見れますよ。
掲示板ページからは地蔵プロジェクトの活動の写真や映像がみれます☆ぜひチェックしてください!!
(地蔵プロジェクトのメンバー蔭山さんより)

★地元の方とみなさんをつなぐ交流の場としての掲示板です。
★書き込みをするときは、自己紹介をしてからお願いいたします。


「地蔵プロジェクト」の活動について、より詳しく知りたい方は、
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地蔵プロジェクトのリーダー、谷本研さん(本学情報メディアセンター職員・講師)まで。
メールを出す(クリックしてください) 



では、周辺豆知識。

「地蔵盆」とは、
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8月23日 24日(古くは陰暦7月24日)に行われるお地蔵さまをお祀(まつ)りする行事。
西日本、とくに近畿地方で盛んに行われています。東海や関東にはほとんどないのでは。
地蔵信仰は、平安時代以降に阿弥陀信仰と結びついて民間に広がり、
道祖神と同じように村を守る役割も果たすようになったようです。
そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神ともなり、現在にいたっています。
寺や地域で祀(まつ)る地蔵尊に飾り付けや化粧直しをして供え物をし、
そこで子供たちが遊んだり、お菓子を食べたりします。


成安造形大学では、
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2001年から地元仰木の里山に数多く点在するお地蔵さまを風景の象徴ととらえ、
それらを調査・記録することで、次第に失われつつある里山を考えようと
有志により発足した「地蔵プロジェクト」が開始されました。


地蔵プロジェクトでは、
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1000年以上の歴史を持つ仰木に点在するお地蔵さまの所在を記した「地蔵マップ」と
仰木の4つの地区(上仰木、下仰木、平尾、辻ヶ下)にある52のお地蔵さまを紹介する
「地蔵カード」を作成しました。

「地蔵カード」には、お地蔵さまの名称や由来、調査当時の写真、
「地蔵マップ」とリンクした所在地などを掲載。
トランプにもなっているという優れものです。

2002年から、地蔵プロジェクトが仰木の地蔵盆にイベント参加。
地元の方たち、子どもたちと一緒に作った「手作りランタン」を灯す試みです。

仰木の家をお借りしての合宿などの活動が、
仰木の方々とのしっかりとした絆、信頼関係を築きあげてきています。


関連サイト
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比叡山の麓、仰木の里山のシンポジウム(クリックしてください)
posted by 永江弘之 at 03:34| Comment(0) | オススメ![イベント] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

グループ展 五両編成

東京でのグループ展。出品しているのは、成安造形大学イラストレーションクラス3年生 澤口未央さん。

  グループ展『五両編成』
  高校時代の仲間で集まって、グループ展示を行うことになりました。
  同じ学校という駅から発車した五人がそれぞれのレールに分かれて走っていく
  という意味の展覧会です。
  それぞれの興味のあることを興味のある技法で制作し、展示します。
  場所が東京なので、会期中に機会のある方はよかったら寄ってみて下さい。
  (三年イラスト澤口未央)
  関連サイト

五両編成1.jpg

五両編成2.jpg (← クリックすると大きく表示されます)


会期: 2005年8月21日(日)〜27日(土) 11:00 〜 20:00(最終日は15:00まで)

会場: 原宿デザインフェスタギャラリー 2-D
    DESIGN FESTA GALLERY
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-18 1,2F  TEL: 03-3479-1442

交通: JR原宿駅(竹下口)・地下鉄表参道駅(A2番口)より徒歩8分
    または地下鉄明治神宮前(5番口)より徒歩4分

デザインフェスタG-map.jpg
posted by 永江弘之 at 02:44| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

井上直久絵画展 −イバラード・水景都市の輝き−

井上直久先生(成安造形大学デザイン科教授 イラストレーションクラス担当)の個展です。

  刻々と美しく変貌するイバラード。
  今回は水景都市をメインテーマに光と影が織りなす新たな世界がここ渋谷に現出します。
  新作の数々を是非ご高覧ください。

井上直久.jpg

会期: 2005年8月10日(水)〜 21日(日) 10:00 〜 19:30

会場: Bunkamura Gallery(Bunkamura 1Fメインロビーフロア)
    〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1(東急本店横)
    TEL: 03-3477-9174(直通)

Bunkamura-G-map.jpg
posted by 永江弘之 at 02:27| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

棚田・里山、湖辺の郷 淡海の夢2005風景展@大津市歴史博物館

成安造形大学 芸術文化交流センター 公開講座「淡海の夢2005」企画の公募展です。
展示作品 50点。
小学1年生から大学生、社会人(一般の方)までの出品者のみなさんが、自分の感性を通して見た「棚田・里山、湖辺の郷」を表現しています。
春、夏の仰木の棚田写生会で描いた作品も多数、展示しています。

Awami-no-yume.jpg

歴博map.jpg

会期: 2005年8月9日(火)〜21日(日) 9:00 〜 17:00(15日は休館)

    併設展示『江戸時代のわくわくおもちゃ展』(共同企画:大津市歴史博物館・成安造形大学)

会場: 大津市歴史博物館
    〒520-0037 滋賀県大津市御陵町2-2 TEL: 077-521-2100

交通: 京阪電鉄石坂線別所駅より徒歩5分
    JR湖西線西大津駅より徒歩15分
    無料駐車場(70台)
posted by 永江弘之 at 02:14| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月13日

まきおんセンセのエエもんみっけ・4 ミクロマン・マテリアル・フォース

microman.jpg画材屋に行くといつも目にするデッサン人形。昔あこがれて、ある時安いものを見つけて買ってはみたけど、これがあまり役に立たない。こちらの画力の問題もあるかもしれないが、人形の形状が抽象的すぎて、デッサン人形から人物画を起こすのが難しいのだ。特に股関節の付き方が変。あれをもとにちゃんと腰のデッサンができる人は、おそらくデッサン人形なんか必要ない(笑)

で、今年の正月にオモチャ屋で見つけて非常に感心したのが「ミクロマン・マテリアル・フォース」というオモチャの人形。ミクロマンというのはかなり昔からある、男の子向け可動フィギアなのだが、これはその素体(自作フィギアのベース用)版。
これ、たった499円、身長9cmなんだけど、ちょっとすごい。まず、プロポーションが非常にいい。肉付きもちゃんと表現されている。全身の可動箇所は30箇所。まずすごいのが肩。ちゃんと前後にスイングするので自然な肩のポーズがとれる。ひじとひざは2重関節になっているので正座はもちろん、とんび座りまで可能、股関節と臀部のつくりもよくできていて、デッサン人形ではさっぱりわからないこの部分もしっかり参考になる。手は7種類の表情のある別パーツがついているという懲りよう。男性と女性の2種類があって、女性版はバストサイズがSMLとそろってる(笑)
大きさが小さいのも、かえっていろんな角度から見たり、遠近によるパースの違いを確認したりと、具合がいい。特にマンガを描く人にはオススメ。
問題は所詮オモチャなので、関節がゆるみがち。気に入ったら複数予備に購入しておこう。

これ、今年の正月に見つけて買ったんだけど、限定品でその後手に入らなかった。現在、トイザらス各店舗にて復活発売中。おそらく数量限定。
トイザらスのネットショップ(http://www.toysrus.co.jp/)にて通信販売も可能。色が何色かあるが、色が濃いものはデッサン向きではないので、薄い色を選ぼう。
また、最近は大手画材店に行くと、これと同等のよくできた可動人形が売られているので、大きなモノが欲しいひとはさがしてみるといい。
posted by まつむらまきお at 02:43| Comment(1) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする