2005年08月13日

まきおんセンセのエエもんみっけ・4 ミクロマン・マテリアル・フォース

microman.jpg画材屋に行くといつも目にするデッサン人形。昔あこがれて、ある時安いものを見つけて買ってはみたけど、これがあまり役に立たない。こちらの画力の問題もあるかもしれないが、人形の形状が抽象的すぎて、デッサン人形から人物画を起こすのが難しいのだ。特に股関節の付き方が変。あれをもとにちゃんと腰のデッサンができる人は、おそらくデッサン人形なんか必要ない(笑)

で、今年の正月にオモチャ屋で見つけて非常に感心したのが「ミクロマン・マテリアル・フォース」というオモチャの人形。ミクロマンというのはかなり昔からある、男の子向け可動フィギアなのだが、これはその素体(自作フィギアのベース用)版。
これ、たった499円、身長9cmなんだけど、ちょっとすごい。まず、プロポーションが非常にいい。肉付きもちゃんと表現されている。全身の可動箇所は30箇所。まずすごいのが肩。ちゃんと前後にスイングするので自然な肩のポーズがとれる。ひじとひざは2重関節になっているので正座はもちろん、とんび座りまで可能、股関節と臀部のつくりもよくできていて、デッサン人形ではさっぱりわからないこの部分もしっかり参考になる。手は7種類の表情のある別パーツがついているという懲りよう。男性と女性の2種類があって、女性版はバストサイズがSMLとそろってる(笑)
大きさが小さいのも、かえっていろんな角度から見たり、遠近によるパースの違いを確認したりと、具合がいい。特にマンガを描く人にはオススメ。
問題は所詮オモチャなので、関節がゆるみがち。気に入ったら複数予備に購入しておこう。

これ、今年の正月に見つけて買ったんだけど、限定品でその後手に入らなかった。現在、トイザらス各店舗にて復活発売中。おそらく数量限定。
トイザらスのネットショップ(http://www.toysrus.co.jp/)にて通信販売も可能。色が何色かあるが、色が濃いものはデッサン向きではないので、薄い色を選ぼう。
また、最近は大手画材店に行くと、これと同等のよくできた可動人形が売られているので、大きなモノが欲しいひとはさがしてみるといい。
posted by まつむらまきお at 02:43| Comment(1) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
梅田TOOLSの地階にありますよ。
マッチョなボディにシュワちゃん顔、巨乳もあります。
Posted by なおさん at 2005年08月18日 21:34
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