2006年06月22日

オープンキャンパス!

6月17日(土)、18日(日)はオープンキャンパスでした。
受験生のみなさんに、自分の目で大学を見て、体感してもらいました。
4年間を過ごす自分の「居場所」。やっぱり自分でその魅力を実感してほしい。
教育内容と学びのクオリティを知ってほしいですね。

学びのクオリティを感じてもらうため、例年どおり、1年〜4年の課題作品、卒業制作作品、自主制作作品を展示しました。実際にクリエイティブな面での4年間の学生生活をイメージしてくれたなら、幸い。

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別室では、「クロッキーマラソン」と「絵具づくり」、「オリジナルキャラクターのカンバッチづくり」のイベント。

特に「クロッキーマラソン」は今回が初めての新企画。積極的に参加する受験生も多く、4分ポーズも順番にやってもらいました。1日目は、描いたクロッキーを壁に貼って「好き好きシール(今、命名しましたが)」を自分が好きな作品に貼るだけでしたが、2日目は井上先生を中心に合評。最初から上手い人(高校で「朝の10分クロッキーなどをしているそうです」や、描くごとに上手くなっていく受験生がいて、年齢的にも伸び盛りだなー と、改めて思いました。中学、高校、大学と、いろいろなモノを吸収してどんどん成長していきます。

<身を乗り出して講評する井上先生>
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今回初めて!というと「クラスの垂れ幕」。
5メートル弱の垂れ幕が、なかなか上手く印刷されず(2mくらいで印刷が切れてしまう)、前日は11:30(もちろん夜の)までやっても終わらず。結局、田中先生が家でミシンをかけてきて(たぶん奥さんがやってくれたのでしょう)、つないで設置しました。さて、受験生のみなさんの眼にはどのように映ったのでしょう。

〈ILL.クラスと写真クラスの垂れ幕〉
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新しくオープンした「C-to ギャラリー」では、ILL.クラスと写真クラスの教員展をしました。それは別の記事で。

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この際なので、成安造形大学のいいところ(魅力)など、書いてみよう。

在校生に訊くと、成安造形大学の魅力は「アットホームな雰囲気」との答が一番多い。
大学構内は決して広いとは言えませんが、「手頃な広さ」。(「狭い!」という人もいます。)
移動が手頃なのですね。
大学の「手頃な広さ」は、「アットホームな雰囲気」とも密接に関係しています。
学生同士(ILL.クラスも、他クラスの学生とも)常に接している。制作や楽しいことの雰囲気が、いつも身近に感じられる。
一番大きいのは、教員が身近に感じられることだと学生は言います。また、事務室の職員さん、守衛さん、食堂やリブレ(購買)の方、いろいろな人との距離がとても近く感じられることですね。名前を覚えてくれて、いろいろな相談に乗ってくれます。

次に多いのは「学内の環境(施設・設備)などと、周りの自然環境」。
特に湖国滋賀の自然の豊かさ、美しさは格別です。
大学も、もとは里山。林に囲まれています(その周りはニュータウンですが)。東に琵琶湖、西に比叡山を遠望し、空が広く、白い建物とのコントラストが美しい。
琵琶湖があるせいか、飛行機が飛ぶたびにほぼ必ず飛行機雲が空をキャンバスに何本もの白い線を引きます。
比叡山に沈む夕陽の残光に照らされて、飛行機雲が3本、光の線になって上空へのぼっていく様などは、もう神々しいばかり。

〈こんな、すごい夕日もときどき見られます。中庭より〉
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〈飛行機雲が空に線を引く〉
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〈冬になると年数回、雪で景色が一変する〉
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〈そんな日は、こんなキャラクターも登場する〉
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〈いろいろなクラスの学生の協力で建てられたカフェ「結」と琵琶湖を遠望。手前には住環境クラスのヨシの造形〉

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4年前は神戸に住んでいた私も、滋賀の自然にわくわくドキドキして、ついには永住する気になっています。

学外のみなさんも、カフェ「結」やギャラリーの展覧会にぜひおいでください。
posted by 永江弘之 at 07:34| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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