2007年02月26日

06後期 ILL-Webギャラリー 3年生「トリックアート、シュールレアリスムの自由制作課題」/小川先生課題

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小川忠彦先生の3年生授業
06年度後期「トリックアート、シュールレアリスム自由制作」の優秀作品です
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【授業内容】
基礎表現研究をふまえて独自のイメージをエディトリアルや、広告にどのように表現するかを追求します。

【課題説明】
「人物を入れてトリッキーな世界や超現実的な世界を表現しなさい。」
現実にあり得ないことでもイラストレーションなら表現できる。写真やCGでは表現できない独自の手描きイラストレーションでメッセージを込めて、表現の自由と面白さを体験しよう。



【06年度後期優秀作品】(50音順)


石橋 陽介 君 ----------------------------------------------------------

06OGAWAishibashi.jpg
Copyright 2006 (C) ISHIBASHI yosuke 禁無断転載

作者コメント:
テーマは生物と機械、走るモノ同士のハイブリッドです。
超現実を軸にした課題のため、筋肉図や競馬新聞・雑誌を資料にしながら質感に気を配り表現してみました。



荻 達魚 さん ----------------------------------------------------------

06OGAWAogi.jpg
Copyright 2006 (C) OGI tatsuro 禁無断転載

作者コメント:
久しぶりにデッサン的なことが出来て楽しかったです。




須ヶ原 文 さん ----------------------------------------------------------

06OGAWAsugawara1.jpg
↓↑この作品は上下を逆にしても成立する「さかさま絵」です。
06OGAWAsugawara2.jpg
Copyright 2006 (C) SUGAWARA aya 禁無断転載

作者コメント:
この作品は日常のワンシーンを切り抜いたような、親しみやすいシチュエーションにしてみました。苦労した所は、果物や野菜などをどこまでデフォルメしていいのか、どこまでなら自然に見えるかといった、つじつま合わせの部分ですね。何度も塗り直していたら油彩のような仕上がりになってしまいました(笑)。




新岡 良平 君 ----------------------------------------------------------

06OGAWAniioka.jpg
Copyright 2006 (C) NIIOKA ryohei 禁無断転載

作者コメント:
コップです。意外と楽に描けました。
ビルのようなでっかいコップを目指したけれど、まだまだ普通のコップの周りにちっこい人がいるように見えてしまう。んだそうです。確かに。残念。




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posted by 田中真一郎 at 02:49| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006後期 ILL-Webギャラリー 2年 空間+人物描写「最終課題」 /田中先生

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田中真一郎先生の2年「空間描写+人物描写」授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】
「人物のいる、光と奥行きがある空間」を表現するために、予備作品を試作したあと、それらの技法を使ったイラストレーション作品を制作します。毎回前半で人体クロッキーを、後半で空間表現を制作します。
空間表現としては、「線遠近法(透視図法)」と「色彩遠近法(空気遠近法)」を学びます。 また、「点光源」や「太陽光」などの「光線と投影の関係」や、構図の取り方による空間感の違い、等を学ぶなかで、「空気感の表現」が出来るようになっていきます。
人体表現の基礎として、ヌードクロッキー6週を含み、身体のカタチを「関節」と「腱」を中心に、美術解剖学的な視点で構造物として、面やマスを把握する訓練を行ない、理解を深めていきます。



【課題説明】
透視図法などの線遠近法や色彩遠近法を用い、奥行感のある空間をB1サイズ(1030mmX728mm)に表現。
また、作品には人物をヒューマンスケールを考慮しながら、3人以上登場させること。シーン設定などは自由に発想すること。



【06年度後期優秀作品】


【佳作】

四方 瑠美 さん 『奇跡のうた』--------------------------------------------

06TANAKAshikata2.jpg
Copyright 2006 (C) SHIKATA rumi 禁無断転載

田中先生コメント:
影と色の明快さのためか、陽光の気持ちよさまでをも感じさせてくれる作品です。

本人コメント:
空間と人物という課題だったので一番分かりやすい一点透視にしました。
苦労した点は全部です。でもこの課題をやり遂げてよかったと思いました。だから見所も全部です。




【佳作】

廣瀬 達郎 君 『龍と少年』------------------------------------------------

06TANAKAhirose.JPG
Copyright 2006 (C) HIROSE tatsuro 禁無断転載

田中先生コメント:
月夜の運河で、少年がドラゴンに読み聞かせをしているシーン。ファンタジーのワンシーンののような作品です。
壁にかかるネプチューン(?)の看板、ドラゴンがクスクスと笑う体の動きで運河に拡がるさざ波、ドラゴンのやさしい表情、時計台の上に浮かぶおぼろ月。
光源とモノとの関係を的確に表現しています。

本人コメント:
自分にとって色々と考えさせられる絵になりました。全体の雰囲気を重視して描きましたが、その点については納得しています。夜の運河はまた挑戦したいモチーフです。




【優秀作】

中谷 友香 さん 『在り続けるモノ』----------------------------------------

06TANAKAnakatani.JPG
Copyright 2006 (C) NAKATANI yuka 禁無断転載

田中先生コメント:
今年は夜景の作品が多かったのですが、この作品は提灯と魚の二種の光源をうまくコントロールし、ボォーッと浮かび上がっている街や鳥居が、逆に闇の暗さを表現しています。
3点透視による空間の高さ表現も成功しています。


本人コメント:
廃れてしまったこの世界で、今はもう亡くして忘れ去ってしまったけれど、
幻のような貴方なのだから今も何処かに居るのでしょうね。




【優秀作】

三森 久美子 さん 『宵の箱庭』--------------------------------------------

06TANAKAmimori.JPG
Copyright 2006 (C) MIMORI kumiko 禁無断転載

田中先生コメント:
これも夜景。月明かりの表現が場の空気感にまで昇華されています。
人物2人、各々の姿勢や表情が効を奏し、彼らの心情が伝わって来る表現となりました。それらが緊張感を生み、ストーリー性を感じさせる作品となりました。

本人コメント:
光源がはっきりせず、影を描くのに苦労しました。
闇の中の緑の光によって妖しさの表現を目指しました。




【最優秀作】

西野 麻里 さん 『カテゴライズ』-------------------------------------------

06TANAKAnishino.JPG
Copyright 2006 (C) NISHINO mari 禁無断転載

田中先生コメント:
難しい3点透視図法(正確にはやや縦パノラマ)に挑戦し、見事に描き上げた力作です。
磨き込まれた床の映り込みが気持ちよく、高い天井に靴音が反響していそうです。よく目を凝らすと、右の棚には鳥や昆虫の標本が陳列され、天井からは何やら大型動物の骨格標本が吊り下がっています。このあたりの細部へのこだわりが、見ていてワクワクしてきます。もうここまで来たら、奥や左の壁にも標本を展示して欲しかった。加筆待ってますょ。

本人コメント:
構図を工夫して、描きたいものをすべて詰め込むことがてきました。
四角を沢山描くのがとてもしんどかったです。




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06TANAKAshikata2.jpg続きを読む
posted by 田中真一郎 at 00:55| Comment(1) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

2006後期 ILL-Webギャラリー 2年 3DCG「自由制作課題」/田中先生課題

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田中真一郎先生の2年3DCG授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】
「3DCGの基礎」をテーマとした2年生の授業です。
この授業では、単に3DCGの基礎を習得を目的とするのではなく、静止画制作をすすめる中で「カタチの組成」や「光の所作」「材質感の所以」「フレーミング」などについて考え、理解を深めていきます。
カタチや光について知ることは「見ること」の理解となり、ハンドドローイングへの応用へもつながります。いわゆる「デッサン力」を身につけるためには、ただやみくもに描くだけでなく、こうした別の角度から世界を見つめることも、その修得に非常に有効です。

【課題説明】
ここにあげた作品は、6回の授業中で、まったくゼロから習熟した3DCGソフト(Shade)を使い自由なテーマで制作した作品です。それぞれに創意を凝らし、手描きでは修得に時間を要するフォトリアルな作品にトライしています。カタチの要素を巧みに組み立てながら場面構成し、光を上手くコントロールしています。


【06年度前期優秀作品】(50音順)


磯田 悠也 君------------------------------------------------------------

063DCGisoda.jpg
Copyright 2006 (C) ISODA yuya 禁無断転載

作者コメント=
黒電話の形が格好よかったので、よりかっこよく仕上げようと心がけました。苦労したところは受話器のコードです。シックな感じに見えてもらえたら嬉しいです。




竹村 祥平 君------------------------------------------------------------

063DCGtakemura1.jpg

063DCGtakemura2.jpg

063DCGtakemura3.jpg
Copyright 2006 (C) TAKEMURA shouhei 禁無断転載

作者コメント=
制作するうえで一番気を使ったところは、違和感の無い雰囲気作りです。畳の質感、壺や大皿の存在感、光の差し方など、違和感無く自然な感じになったと思います。
苦労したところは、画面に映っていないところも作りこんだので、思った以上に時間がかかってしまったことです。




長尾 和貴子 さん---------------------------------------------------------

063DCGnagao.jpg
Copyright 2006 (C) NAGAO kiwako 禁無断転載

作者コメント=
一番苦労したのは入れ物の鳥の飾りの尾羽の曲がりぐあいと入れ物の光具合です。あとは、入れ物だけではチャチになるのでいろいろ舞台を作って、そこもメインが浮かないよう色々マッピングをして色を調整にしたところです。
入れ物のなかの透明の玉に写りこみなどをみてくださるば…




中川 恵 さん ------------------------------------------------------------

063DCGnakagawa.jpg
Copyright 2006 (C) NAKAGAWA megumi 禁無断転載

作者コメント=
美しい女性らしさを表現した作品にしたく、綺麗な曲線を描いた帽子のフォルムに力を入れました。光の表現によってまた、神秘的なイメージにしました。




野原 彩 さん ------------------------------------------------------------

063DCGnohara.jpeg
Copyright 2006 (C) NOHARA aya 禁無断転載

作者コメント=
これは星の形になっているランプで「こういうのが部屋にあったら素敵だなぁ」という考えから出来た作品です。三角錐を組み合わせて作っているのですが、なかなか思った形にならず苦労しました。ガラスの質感が出るよう表面をいじったり、色はどのように配置すればきれいに見えるかを考え色々工夫しながら作りました。




平原 克志 君 -----------------------------------------------------------

063DCGhirahara.jpg
Copyright 2006 (C) HIRAHARA katsushi 禁無断転載

作者コメント=
画面構成やカメラのアングルにこだわった 文字を傘に透過させた部分は、質感共にうまくいったと思う。



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posted by 田中真一郎 at 22:35| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006後期 ILL-Webギャラリー 2年 WEBデザイン「ギャラリーサイト」/谷先生課題

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谷 卓司先生の2年WEBデザイン授業の06年度の優秀作品です。
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【授業内容】
DTP(印刷)にしてもWEBにしても…ともに、それ自体が表現の媒体である以上に、すでに表現された作品の「記録」や「伝達」といった機能を持ち合わせている。とくに今回のWEB演習においては、そうしたドキュメンテーション、コミュニケーションの側面に重点的に光を当て、リテラシー(基礎知識)の習得に力点を置いた。
第1課題『My Favorite Sites』では、「リンク集」ページの制作を通して、WEBのリンクのしくみを理解した。
第2課題『Guide Map』では、クリッカブルマップとマウスオーバーのしくみを理解し、それらを効果的に活用することで、フィールド調査や取材結果を「読者に魅力的なページ」づくりに役立てることとした。
最終課題では、前記の2つに加えて、過去の自分の作品を紹介する「ギャラリー」ページを新設し、自己紹介サイトの完成を試みた。

【総括】
マウスオーバーの効果的な活用がほとんど見られなかったのが残念。例示したサンプルがあまりにも Primitive すぎた所為かも知れない。「ギャラリー」については、多くの学生が意欲的に取り組んでくれた。Presentation(効果的に見せること)が「表現」の最後の仕上げであることを、今後も心に留めて欲しいと思う。
※「Gallery」のスペルの間違いが散見された。気をつけよう。

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【評価採点】

合評をしていないので、評価採点のポイント・基準を記します。
[]内が得点(5段階)。
※大雑把ではあるが、全員に対して、厳密に相対的で平等な配点をするには(少なくとも谷にとっては)5段階が限界。総計55点満点(教務課には全員に40点をプラスして提出)。

◎全体に関するもの
第一印象[1〜5]TOPページをパッと見た印象
操作性[1〜5]各コンテンツへの誘導の巧さ
完成度[1〜5]サイト全体の完成度・統一感

◎リンク集
リンク集[0 or 5]リンク集ページがあれば配点
見栄え[1〜5]見栄えのスマートさ

◎MAP
MAP[0 or 5]MAPページがあれば配点
MouseOver[1〜5]マウスオーバーが効果的に使われているか
構成[1〜5]内容の構成の巧さ

◎Gallery
Gallery[0 or 5]自己(作品)紹介ページがあれば配点
構成[1〜5]内容の構成の巧さ
分量[1〜5]単純に数の多さ→訴えかける熱意と理解する

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なお、時間的に全員の批評を書く余裕がないので、以下の優秀者に限りコメントします。
※ 記載のURLは学内でのみ閲覧可能です。
※ 掲載は50音順です。

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【努力賞】4名


岡部 啓介 君 -------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05okabe/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIokabe.jpg
Copyright 2006 (C) OKABE keisuke 禁無断転載

谷先生コメント==
ブログLIKEな非常にシンプルな作りではあるが、伝えたいコンテンツが適度に伝わる軽快さを評価。
フラッシュアニメーション『Animal Race』が好印象を得たとのウワサも…。

本人コメント==
見やすく分かりやすいページを目指して作りました。




澤本 愛 さん --------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05sawamoto/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIsawamoto.jpg
Copyright 2006 (C) SAWAMOTO ai 禁無断転載

谷先生コメント==
FRAMEを意欲的に利用したサイト。ギャラリーの収容作品点数が少ないのが残念ではあったが、一定の世界観がデザインできたと思う。

本人コメント==
ドリームウィーバーを使ったことが全くなく、先生に質問できる時間が少なかったので、ネットで調べまくりながら作りました。いろいろなアクシデントがありましたが、なんとか先生の協力と自分の力で作ることが出来たのでほっとしました。アイコンはほとんどファイヤーワークスで作りました。ペンタブを使って描いてみましたが、なかなか難しかったのですぐには慣れませんでした。そんな苦労したホームページですが、この作品から私の持ってる世界観が伝わったら嬉しいです。




白瀬 綾子 さん -------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05shirase/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIshirase.jpg
Copyright 2006 (C) SHIRASE ayako 禁無断転載

谷先生コメント==
Websiteとしては典型的で、非常にそつなく仕上がっている。問題なく合格点だが、作品の見せ方などに、さらに積極的に工夫を凝らして欲しい。

本人コメント==
絵を魅力的に見せるには、どうしたら良いのかな〜と悩んだ挙句、素直にそのまま、自分が描くのが好きな風景画を中心に載せました。絵力でデザインの悪さを誤魔化せないかな?と思ったのですが(笑)難しかった模様…。




平野 温子 さん -------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05hirano/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIhirano.jpg
Copyright 2006 (C) HIRANO atsuko 禁無断転載

谷先生コメント==
大胆な余白を積極的に活用したデザインを評価。ただ、ともすると全面にわたり単調な雰囲気は否めない。このうえに、メリハリのリズムを上乗せして、さらに1グレード高い完成度を望みたい。

本人コメント==
なるべくシンプルで分かりやすくまとまりのあるデザインになるように心がけてつくりました。
その中でサイトの名前の温度という言葉のイメージを写真を加工してつくって張り付けました。少し寂しいデザインですが、その中でも確に静かにある温度と展示した写真作品とが繋がるような感じを意識しました。



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【優秀賞】3名


島田 真寿美 さん -----------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05shimada2/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIshimada.jpg
Copyright 2006 (C) SHIMADA masumi 禁無断転載

谷先生コメント==
全編を通して横たわる「ヘタウマ感」が意図的なものかどうか微妙ではあるが、斬れ味のいいネーミング、マウスオーバー効果の巧みな活用、何よりも『100ho』が圧巻である。たぶん「マップ課題」の作品と思われるが…(そうだとしたら、課題趣旨は完全にはぐらかされているが)…着想の面白さと、取材力、構成力を大いに評価したい。

本人コメント==
トップにはそれぞれのページのイメージを絵で表し、マウスを置くと文字でも表示されるようにしました。「100ho」では自分の家から最寄り駅までの、歩数ごとの地面や風景の移り変わりを紹介しています。たった10歩でも、見えてくるもの見えなくなったもの、たくさんの表情があります。




西 絢香 さん --------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05nishi/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANInishi.jpg
Copyright 2006 (C) NISHI ayaka 禁無断転載

谷先生コメント==
WEBページに固有な機能・所作(interactivity)をうまく活用し、言葉少なに独自の世界観を巧みに表現している。『歩みの図』では、非常に詩的なアプローチで自らの生い立ちを辿っている。全般にわたって「説明」や「写実」に囚われることなく、西絢香ワールドを完成させているといえよう。

本人コメント==
ひとの手の跡を残したいと思いました。
ひとの手だから出来る、甘さや隙をwebという手に触れることの出来ないところで楽しんでもらえたら、と思います。




平原 克志 君 --------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05hirahara/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIhirahara.jpg
Copyright 2006 (C) HIRAHARA katsushi 禁無断転載

谷先生コメント==
WEBづくりに非常に手慣れた感が見られる。反面、繊細に「こぢんまり」と纏まっているのが惜しい。時にダイナミックなインパクトも取り込んで、動・静のコントラストを幅広く演出して欲しいと思う。

本人コメント==
今一つDreamWeaverを使いこなせなかったが、イメージしていたものはなんとか形にできた フォントなどをもっと工夫して使えるように勉強して行きたい。



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【最優秀賞】2名


勝島 美耶 さん ------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05katsushima/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIkatsushima.jpg
Copyright 2006 (C) KATSUSIMA miya 禁無断転載

谷先生コメント==
読者の「見よう」「見てみたい」という意志にまで届く潜在的なパワー(効果的な仕掛け)を随所に感じる。HTMLのみならず、CSSを理解し果敢に取り組もうとする姿勢も評価。デザイン的にも完成度の高いサイトに仕上がっている。

本人コメント==
デザインは落ち着いた色でシンプルに、あと少し遊びを入れておきたかったので、おじいさんにカーソルをのせると各鳥がメニューを案内してくれるようになっています。おじいさんは鳥の言葉がわかるらしい、という設定です。
縦長ページに全てのコンテンツは収まっているのでスクロールで観る事も可能ですが、鳥をクリックしてジャンプして頂く事を前提でつくっていますので、ご覧になる際は是非鳥をクリックして頂ければと思います。



澤井可梨奈 さん ------------------------------------------------------
http://www3.seian.ac.jp/~il05sawai/(URLは学内でのみ閲覧可能です。)

06TANIsawai.jpg
Copyright 2006 (C) SAWAI karina 禁無断転載

谷先生コメント==
余分な贅肉を取り払った…非常に Primitive な構成であるが、そのリズム感は小気味よく読者の心を惹きつける。デザイン的な所作・あしらいも洗練されていて好感度。かと思えば『堅田教会』への思い入れは、かなりベタで熱かったりもする。

本人コメント==
ごたごたしたサイトにならないようシンプルをめざしてデザインしました。



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posted by 田中真一郎 at 22:17| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006後期 ILL-Webギャラリー 2年 WEBデザイン「My Gallery」/ 藤原先生課題

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藤原志保先生の2年WEBデザイン授業の06年度の優秀作品です。
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【授業内容】
WEBデザイン


【課題説明】
各自の作品集が見られるWEBページ「My Gallery」の制作。
Fireworksを使用した ロールオーバーが使われていること。
作成ページは表紙・自己紹介・作品集・日記・リンク集。



【06年度優秀作品】(50音順)



四方 瑠美 さん------------------------------------------------------------

06FUJIWARAshikata.jpg
Copyright 2006 (C) SIKATA rumi 禁無断転載

作者コメント:
ノートの上に落書きした女の子のイラストが解説してくれたら面白いと思いこのデザインにしました。
苦労した点はノートや女の子の位置を色々考えた事です。




立岡 真梨 さん------------------------------------------------------------

06FUJIWARAtateoka.jpg
Copyright 2006 (C) TATEOKA mari 禁無断転載

作者コメント:
誰にでも手軽に楽しめるtea bagをイメージして、甘くて楽しい感じに作成しました。タグでは記号や英数字であらゆる形や色などが表現できるので、色々なタグを試しながら楽しく作成することができました。




手島 江梨 さん------------------------------------------------------------

06FUJIWARAteshima.jpg
Copyright 2006 (C) TESHIMA eri 禁無断転載

作者コメント:
自分の中での大前提として自分のイラストをトップに持ってくるのと、すっきりしたデザインが好きなのでその点をふまえて制作しました。
ツートーンで構成しようというのは早いうちから決まっていたのですがなかなか具体的なイメージが固まらなかったのでその期間がしんどかったです。




中谷 友香 さん------------------------------------------------------------

06FUJIWARAnakatani.jpg
Copyright 2006 (C) NAKATANI yuka 禁無断転載

作者コメント:
普段イラスト作品でよく描くキャラクターの世界観をモチーフに、サイトのデザインを纏めました。
indexページを多少ごちゃっとさせた分、その他のページをすっきりとしたデザインにしてみました。




西野 麻里 さん------------------------------------------------------------

06FUJIWARAnishino.jpg
Copyright 2006 (C) NISHINO mari 禁無断転載

作者コメント:
喫茶店のメニューの様な、素材感のあるサイトデザインを目指しました。
Index以外のページが殺風景になってしまったのが心残りです。




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posted by 田中真一郎 at 21:46| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

06後期 ILL-Webギャラリー 2年生シルクスクリーン/ 田村 愛 先生

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田村 愛 先生の2年生 シルクスクリーン授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】(シラバスより)
多種多様な手法が用いられるようになって来たイラストレーションの世界で、ドローイングやデジタル出力とはまた違った風合いを持つ、シルクスクリーンを使った表現方法を学ぶ。実際に製版・印刷を行なうことで、印刷や版の仕組みを理解し、技術を身に付け、より幅広い表現方法を習得してくれることを望む。また、シルクスクリーンは表現方法であるとともに、印刷技法でもあるので、自身の描いたイラストレーションを版表現で展開することはもちろん、写真などを使って4色プロセスカラー印刷の原理も学習し、自分の表現方法と、シルクスクリーンの特性を活かしより深い表現方法を追求していく。

【課題名】
『動く(うごく)』

【課題主旨】
「何を」「どのように」「どんな」動きを表現するのか、動きとは何か。「シルクスクリーン」という静止した平面表現で、どんな描き方・構図のとりかた、見せ方をすれば「動かす」ことができるのかを考える。
また、「シルクスクリーン」という特性を最大限に活かし「シルクスクリーン」ならではという自分なりの使い方をすること。



【06年度後期優秀作品】(50音順)


磯田 悠也 君 -----------------------------------------------------------

06TAMURAisoda.jpg
Copyright 2006 (C) ISODA yuya  禁無断転載

本人コメント==
私は「動く」という言葉を聞いて、時間を連想しました。一人でいると、時々人がこいしくなったりします。そんな時、人と楽しく時間を過ごしていた時を思い出すと、自分と関わってくれてるということがとてもありがたく感じます。だから、二度ともどってこない一日一日の時の中で、その人たちとのつながりをいつまでも大切にしたいと思い、この絵を描きました。




杉本 あゆみ さん --------------------------------------------------------

06TAMURAsugimoto1.jpg

06TAMURAsugimoto2.jpg

06TAMURAsugimoto3.jpg

06TAMURAsugimoto4.jpg
Copyright 2006 (C) SUGIMOTO ayumi  禁無断転載

本人コメント==
私は動くという言葉のもつ’変化’という意味から、私達にとって身近な’記憶’を題材に、それぞれ「形」「色」「光」「実体」の記憶として制作しました。ものの捉え方も、記憶の残り方も、それぞれがひとりひとり違うものなので、記憶を共感できるものとして伝える為にどう表現するかが難しかったです。




西 絢香さん -----------------------------------------------------------

06TAMURAnishi.jpg
Copyright 2006 (C) NISHI ayaka 禁無断転載

本人コメント==
東京の街で感じた動き続ける街とそれを表面的にとらえ、なじめず、止まってしまった自分との二つの動きの感覚を残したいと思いました。




番原 ゆず子さん ---------------------------------------------------------

06TAMURAbambara.jpg
Copyright 2006 (C) BANBARA yuzuko 禁無断転載

本人コメント==
今回「動く」 というテーマなのでそれをどう表現していくか 悩みました。
いろいろ捻ったアイデアを出したりはしましたが、どれもしっくりこなかったので、一番シンプルな動物の動きでまとめました




山本 真希 さん -----------------------------------------------------------

06TAMURAyamamoto.jpg
Copyright 2006 (C) YAMAMOTO maki 禁無断転載

本人コメント==
私を取り巻く世界は動いていて、私自身も体や心も動きます。時間はそれらを確実に動かしていて、何かを拾っては何かを失っていってしまいます。そんな中で、光を透かした葉のキラキラや、落ちていく夕日や、今の幸せや思い出など、なくしたくないものを私の中にずっと留めていたいと思います。ドローイングとは違う技法ということで、変に構えてしまう私でしたが、この作品を通して良い意味で力が抜けられたと思います。




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posted by 田中真一郎 at 21:28| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

2006後期 ILL-Webギャラリー 2年 デジタルフォト演習       「立体物撮影課題」/奥村正利先生課題

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奥村正利先生の2年デジタルフォト演習の06年度の優秀作品です。
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【授業内容】
○自分の作品を自分で撮影する。
○平面イラストレーション作品、立体イラストレーション作品の記録およびプレゼンテーションの為の撮影。
○撮影に必要な屋内(スタジオ)での初歩的なカメラワーク、ライティングワークの習得。

【課題説明】
前期の「立体イラストレーション」演習(野村正則先生)で制作した作品を被写体に撮影しています。
スタジオでの写真撮影は初めてという学生が殆どですが、12時限という限られた時間で良く撮影出来たと思います。優秀作品の選択ということなのですが今回選んだ以外にも優秀な作品は多くあります。被写体に相応しいライティング、背景の選択、構図等が課題となります。
平面イラストレーション作品撮影は差異が分りにくいので優秀作品の掲示は省いてあります。



【06年度前期優秀作品】(50音順)


公森 倫太郎 君---------------------------------------------------------

06OKUMURAkomori.jpg
Copyright 2006 (C) KOUMORI rintaro 禁無断転載

奥村先生コメント:
2灯以上の光源にてライティングする場合,主となる効果を与える光をメインライトといいますが、そのメインライトと補助光としてのフィルインライトのコントラストが微妙に奇麗です。

作者コメント:
今回、写真を撮影するとき、一番気にしたのは影の具合です。アングルも大事だと思いますが、影の具合で雰囲気も大きく変わりますし、印象も全然違います。各々の立体作品に似合った陰影の調子が大事だと思いました。




澤本 愛 さん-----------------------------------------------------------

06OKUMURAsawamoto.jpg
Copyright 2006 (C) SAWAMOTO ai 禁無断転載

奥村先生コメント:
立体イラストの上部からの構図がおもしろい。立体イラストレーションのキャラクターにピッタリです。

作者コメント:
立体の授業で作ったフィギュアを撮りました。落書きから生まれた、いじめっこです。「意地悪やけどなんか可愛いから許したるわ☆」っていうのを目指しました。こんな人になりたいです!




土田 健太郎 君------------------------------------------------------------

06OKUMURAtsuchida.jpg
Copyright 2006 (C) TSUCHIDA kentaro 禁無断転載

奥村先生コメント:
斜後方からのライトが妙にすがすがしく立体イラストレーションのイメージとの落差が絶品です。

作者コメント:
自分の作品を写真という形でいかに良いものにして残すかということを考えて撮りました。
グロテスクかつポップな感じに仕上げたつもりです。
その雰囲気が伝われば幸いです。




西野 麻里 さん ----------------------------------------------------------

06OKUMURAnishino.jpg
Copyright 2006 (C) NISHINO mari 禁無断転載

奥村先生コメント:
柔らかな光が和らいで落ち着いた時間の流れを感じさせます。ねずみのお品書きがリアルです。

作者コメント:
物語のワンシーンのような写真を撮るのが楽しかったです。
ねずみは尻尾だけ食べられてしまいました。




ファーマン 力 君 ------------------------------------------------------

06OKUMURAfaman.jpg
Copyright 2006 (C) FUHRMANN riki 禁無断転載

奥村先生コメント:
トップライトとサイドライトのバランスが美しいです。背景の暗さの落ち具合も程よいものです。

作者コメント:
睨んでいるような表情に合うように、黒いバックでかっこよく写したつもりです。
この角度で顔を正面から撮ると、なびいているシャツがほとんど見えないのがもったいなかったです。
でもかっこいいと思います。笑。


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posted by 田中真一郎 at 22:53| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

06後期 ILL-Webギャラリー 1年生描写後期/待井健一先生

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待井健一先生の1年生 描写授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】
主に色材を使った描画の課題制作を行います。
前期で学んだ、モノクロームによる平面表現のスキルを基礎に、色彩という造形要素を加えて自然や人工物及び人物を対象に作品を制作します。
以下に課題ごとに優秀作品をピックアップして掲載します。(50音順)


【秋の地面もしくは樹を描く】========================================
秋の学内を散策し、実物大に切り取った地面もしくは樹を、じっくり時間をかけて描写します。


田中 智美 さん ---------------------------------------------------------

06bMACHIItanaka.jpg
Copyright 2006 (C) TANAKA tomomi  禁無断転載

本人コメント:
「出来るだけ本物の地面のようにみえるよう細かな砂利にも気を配りながら描きました。最後の方の作業は写真を頼りに仕上げましたがひとつの風景をこんなに時間をかけて描くというのは初めてだったので良い勉強になりました。」



森本 和沙 さん ---------------------------------------------------------

06bMACHIImorimoto.jpg
Copyright 2006 (C) MORIMOTO kazusa 禁無断転載

本人コメント:
「人は生きやすさばかり焦がれるけれど、こんな片隅でも頑張って生きている命もあるということを感じてもらえたらうれしいです。
土管や地面、溝の汚さを表現するのに苦労しました。」



結城 賢 君 -------------------------------------------------------------

06bMACHIIyuuki.jpg
Copyright 2006 (C) YUKI ken 禁無断転載

本人コメント:
「自分の納得がいくまで何度も塗りを繰り返しました。」



【手とモチーフのカラーデッサン】======================================
色紙に色鉛筆明・中・暗3色を使って、明暗の変化に注意しながら描写します。


井川 淑恵 さん ---------------------------------------------------------

06bMACHIIigawa.jpg
Copyright 2006 (C) IKAWA yosie  禁無断転載

本人コメント:
「シャーペンのゴムと金属の質感の違いを出すのに苦労したので、シャーペンの先の緊張感を出せて良かったです。」



永原 祐貴 君 -----------------------------------------------------------

06bMACHIInagahara.jpg
Copyright 2006 (C) EIHARA yuki 禁無断転載

本人コメント:
「ガラスのビンとそれを持っている手の質感が同じにならないように気をつけて、どうしたらビンらしくなるかなぁ〜と考えながら描きました。」



【クレパスによる静物デッサン】========================================
クレパスの色々な技法を試しながら、質感の違いに着目して描写します。


江藤 杏子 さん --------------------------------------------------------

06MACHIIetoh2.jpg
Copyright 2006 (C) ETOU kyoko  禁無断転載

本人コメント:
「モチーフのテーマは“和”で、白いご飯がほしくなるような、そこから連想できそうなものを選びました。クレパスという決まった色数の画材だったので、それぞれを練り合わせることで足りない色を作りながら描きました。個々の質感を出そうと最後までねばりました。」



【人物デッサン(着衣)】=================================================
人物を立体として捉え、いろんな方向からよく観察して描写します。

宮本 慶子 さん --------------------------------------------------------

06bMACHIImiyamoto.jpg
Copyright 2006 (C) MIYAMOTO keiko  禁無断転載

本人コメント:
「モデルさんに感じた印象が出せればいいな。と、思って描きました。
色々、思いきって色が置けて楽しかったです。
のびのび出来たんは 待井先生の授業の雰囲気のおかげやと思います。
楽しかったです。」



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posted by 田中真一郎 at 10:00| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

06後期 ILL-Webギャラリー 1年生描写後期/井上よう子先生

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井上よう子先生の1年生描写授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】
前期はモノクロで明度(明るさ)から描写を追及したのでしたが、後期は色を使い、色相(色み)・彩度(あざやかさ)からの追求も加え、様々な画材体験の中から、より自分らしい表現を探っていきました。
以下に課題ごとに優秀作品をピックアップして掲載します。(50音順)


【風景画〜色相限定】================================
色の3属性など学んだ上で、透視図法の原理や空気遠近法も踏まえて学内の風景スケッチしたものを、類似色相配色(色みの近い2色と白・黒)、対照色相配色(反対色に近い2色と白・黒)の2パターンで彩色、同じ構図風景のイメージの違いを体感。


坂口 晶子 ---------------------------------------------------------------

06INOUEsakaguchi.jpg
Copyright 2006 (C) SAKAMOTO shouko  禁無断転載

本人コメント:
「建物と林の間から、空へと伸びる鉄塔が格好良く思えたので、この場所を選びました。なので、空をメインに描きました。
橙色を双方の絵に使い、どちらも黄昏時を描きました。そして、赤と青、それぞれを絵に使い、イメージの違いを比べるような作品に仕上げました。
同系色を使うことによる落ち着きと、反対色を使うことによる色の輝きを感じられました。」



牧田 歩美 ---------------------------------------------------------------

06INOUEmakita.jpg
Copyright 2006 (C) MAKITA ayumi  禁無断転載

本人コメント:
「色をどの場所に塗るかをはじめから考えて課題に取り組むというコトがあまりなかったので、この課題は本当に悩みました。でもちゃんと先を考えて作品を仕上げていく大切さも、この課題制作で教わることができたと思います。」



【質感の描き分けと細密描写】================================
有機物と無機物の違いを描き出す。
白い紙へのデッサンでは、明るい部分は紙の白さを残し暗部のみ描きこんでいくが、中間トーンの色画用紙を用い、明るい部分も白を使った諧調で描き起こして、暗部と両方からよりリアルな描写に迫る。


松田 真理子 -------------------------------------------------------------

06INOUEmatsuda.jpg
Copyright 2006 (C) MATSUDA mariko  禁無断転載

本人コメント:
「パステルの色がなかなか紙にのらなくて、何度もこすったり、重ねて描いたので大変でした。」



【静物画〜クレパスを使って】===============================
クレパスで混色や塗り重ね、定着などもして、しっかりとした彩色・空間表現ができることを体験。


高野 将司 ---------------------------------------------------------------

06INOUEtakano2.jpg
Copyright 2006 (C) TAKANO shouji  禁無断転載

本人コメント:
「牛骨とビンとの距離感的なものを意識してみました。」



【人物を好きな画材で描く】=================================
水彩・アクリル・ポスターカラー・クレパスなどから、自分が描きたい画材で、モデルさんを描く。


池田 愛理 ---------------------------------------------------------------

06INOUEikeda.jpg
Copyright 2006 (C) IKEDA airi  禁無断転載

本人コメント:
「絵に深みが出るように、なるべく多くの色を使いました。」



遠藤 美穂子 -------------------------------------------------------------

06INOUEendo.jpg
Copyright 2006 (C) ENDO mihoko  禁無断転載

本人コメント:
「人物の、肌と服の質感の違いを色を用いて表すのに苦労しました。
こだわったところは、人物がうまく立体的に見えるかどうか自分なりに工夫したところです。」


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posted by 田中真一郎 at 00:57| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

六甲アイランド高校 美術・デザインコース五期生OB展/「二十歳展」

神戸市立 六甲アイランド高校 美術・デザインコース 五期生OBによる
展覧会「二十歳展」が行なわれます。
成安造形大学からも下記の学生が参加します。

ファーマン力(イラストレーションクラス)
宮川和音  (イラストレーションクラス)
石田あすか (ファッションデザインクラス)
石田彩乃  (構想表現クラス)

  会場 = 兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー 西館1F
       http://hyogo-arts.or.jp/harada/
  会期 = 07年2月28日(水曜日)〜3月4日(日曜日)
  時間 = 10:00−18:00(最終日は15:00まで)
アクセス = 阪急「王子公園」駅下車
       JR「灘」駅下車
       阪神「岩屋」駅下車

20sai.jpg

↓地図はクリックすると拡大表示されます
harada_map2.jpg
posted by 田中真一郎 at 01:20| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

2006後期 ILL-Webギャラリー 1年 「描画色彩」/岸田 保 先生課題

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岸田 保 先生の1年描画色彩授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業の主旨】
1年生のこの授業では色彩感覚を養うための実践的なトレーニングをします。
机上で色彩理論を学ぶのではなく、実際にアクリル絵具を混ぜ、紙に塗ることでリアルな色彩感覚を養い、作品に応用する方法を学びます。
この授業は下記の4つの課題で構成されています。

「明度調和技法(明度合わせ)」課題
色の3要素(色相・明度・彩度)のうち明度を統一することにより、彩度の輝きを得る 方法を学びます。

「透過混色技法(塗り重ね)」課題
パレットで絵具を混色すると顔料レベルで色が均質化されるため画面に塗ったときに均質な色になりますが、この課題では透明色を画面で塗り重ねることでムラのある混色を作り、均質な混色にはない複雑な色の表現を学びます。

「補色混色技法」課題
色相環のちょうど対極にある色(補色)同士を混色するとニュートラルグレイ(無彩色)になり、対極付近の色同士の混色では彩度が低い(色味が残った)グレイになります。
この課題では補色と補色に近い色同士を混色することによって、様々な美しいグレイを作る方法を学びます。

「自由制作」課題
上記3つの技法を応用して、自由に作品を制作します。
画材はアクリル絵具で用紙サイズはB3以上です。


【06年度優秀作品】 (50音順)
下に掲載するのはいずれも「自由制作」課題で制作されたものです。氏名の後に使われた技法名を記します。
今回も優秀作品が多く選択するのに苦労しました。いずれの作品も色彩の調和が取れており、自身の描きたいものをうまく表現しています。


小川 明矢加 さん 「明度調和技法」-------------------------

06bKISHIDAogawa.jpg
Copyright 2007 (C) OGAWA ayaka 禁無断転載

本人コメント:
「明度の対比で4種類の光と陰を表現しました。
陰の部分では補色同士を混ぜて濁った色を出しています。」



北岡 希望 さん 「補色混色技法」---------------------------

06bKISHIDAkitaoka.jpg
Copyright 2007 (C) KITAOKA nozomi 禁無断転載

本人コメント:
「私は女性を描くのが好きで今回その女性らしさを出すために花と蝶を使い連作で表現しました。
どちらとも技法は補色を用いて描いたのですが、塗り方を油絵風の厚塗りと水彩風の淡いタッチの塗りにして絵の雰囲気を変えました。
使用色は、油絵風に描いた方(右)は、バンブーグリーン、ビビッドレッドオレンジ、チタニウムホワイト、
水彩風に描いた方(左)は、オリエンタルブルー、ビビッドレッドオレンジ、チタニウムホワイト、
を使いました。
今回補色を使って作品を描いたのですが、全体的に色の調子やバランスを整えるのにとても最適でした。メインになる2色が綺麗に混ざりあって深みのある優しい雰囲気の絵を描くことができ、今回の作品のテーマである女性らしさを表現するのにピッタリでした。」



坂本 吉里 さん 「補色混色技法」---------------------------

06bKISHIDAsakamoto.jpg
Copyright 2007 (C) SAKAMOTO kiri 禁無断転載

本人コメント:
「小鹿と鳥がメインで目立たせるのが目的だったので、原色に少し白を混ぜた色で背景のグレイの植物と差がつくように塗ってあります。それだけでは鳥が花の色と似ていたので、さらに縁取って区別させました。
白の量や補色同士を混ぜる比率をちょっと変えるだけで幅広く色が作れるのが楽しかったです。
使用した色…バイオレット、ミドルグリーン、チャペルローズ、バンブーグリーン、ホワイト」



田中 智美 さん 「透過混色技法」---------------------------

06bKISHIDAtanaka.jpg
Copyright 2007 (C) TANAKA tomomi 禁無断転載

本人コメント:
「普段は厚塗りの作品を描くことが多かったのですが今回塗り重ねを挑戦したことにより厚塗りとはまた違った繊細な色彩表現ができました。
衣装や髪は何度も色を重ね深い色が出せました。」



村田 裕子 さん 「透過混色技法」---------------------------

06bKISHIDAmurata.jpg
Copyright 2007 (C) MURATA hiroko 禁無断転載

本人コメント:
「重ね塗りは初めての技法で戸惑いながら塗ったんですが、イラストレーションにひとつの物語が流れてることを意識して描きました。
こだわった点はバイクや建物などの細かい部分です。」



山口 良美 さん 「補色混色技法」---------------------------

06bKISHIDAyamaguchi.jpg
Copyright 2007 (C) YAMAGUCHI yoshimi 禁無断転載

本人コメント:
「初めは無愛想だった鬼女が…〆切ギリギリになった時私に話しかけてくれた。
絵との対話が出来た時、唯一自分を好きになれる。」



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posted by 田中真一郎 at 10:00| Comment(0) | 学生優秀作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

平成18年度 成安造形大学進級制作展

平成18年度 3年生による、進級制作展です。

デザイン科は、大津市歴史博物館・大津市立市民文化会館(同じ場所です)にて。
造形美術科は、滋賀県立近代美術館ギャラリーにて。

開催場所、開催期間が異なりますので、ご注意ください。


造形美術科: 日本画クラス  テキスタイルアートクラス
       彫刻クラス  洋画クラス  構想表現クラス

デザイン科: 写真クラス  グラフィックデザインクラス  
       イラストレーションクラス  住環境デザインクラス
       ファッションデザインクラス  映像(ビデオ・放送)クラス
       映像(CG・ゲーム)クラス  ハイパーメディアクラス

進級制作展.jpg

造形美術科 第1期: 日本画、テキスタイルアート、彫刻

会期: 2007年1月30日(火)〜 2月4日(日)
    9:00 〜 17:00(入館は午後4時30分まで)

造形美術科 第2期: 洋画、構造表現

会期: 2007年2月8日(木)〜 12日(月)
    9:00 〜 17:00(入館は午後4時30分まで)

会場: 滋賀県立近代美術館ギャラリー
    〒520?2122 大津市瀬田南大萱町1740-1(文化ゾーン内)
    TEL. 077-543-2111

滋賀県立近代美術館の詳細(地図など)


デザイン科

会期: 2007年2月8日(木)〜 2月12日(月)
    10:00 〜 17:00(最終日は午後4時まで)

会場: 大津市歴史博物館
    〒520-0037 滋賀県大津市御陵町2-2
    TEL: 077-521-2100

    大津市立市民文化会館
    〒520-0037 滋賀県大津市御陵町2-3
    TEL: 077-522-7165

大津市歴史博物館・大津市立市民文化会館の詳細(地図など)

大津市立市民文化会館と大津市歴史博物館は、建物内の通路でつながっています。
posted by 永江弘之 at 10:28| Comment(0) | オススメ![展覧会] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一彩入魂展 〜成安造形大学イラストレーションクラス1年生

成安造形大学イラストレーションクラス1年生18名によるグループ展です。

出展者: 浅田愛   粟野勉   飯田佳奈子  石谷薫   永原祐貴
     沓抜彩香  小林良輔  坂本吉里   清水英美  田中あかね
     田中省吾  玉垣美幸  仲上知紗  南条早紀   牧渕あゆり
     南由香梨  森本和紗  弓岡加奈

赤、青、黄、緑、白黒の色をテーマに、18人がそれぞれの色に魂をこめた作品を、ご高覧ください。

一彩入魂展.jpg

会期: 2007年2月9日(金)〜 12日(月)
    12:00 〜 19:00

会場: Gallery & Cafe 風蝶庵
    〒604-806 京都市中京区蛸薬師通御幸町西入蛸屋158
    TEL 075-212-4541

アクセス: 阪急河原町駅、京阪三条駅下車徒歩7分
      市バス 四条河原町停下車徒歩5分
      地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩5分

風蝶庵の詳細(地図など)
posted by 永江弘之 at 09:49| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「イロハニホヘト」五人展

成安造形大学イラストレーションクラス3年生 5名によるグループ展です。

出品者: 新井祐樹  上原まなつ  近藤裕紀  新岡良平  松岡奈緒美

イロハニホヘト.jpg


会期: 2007年1月29日(月)〜 2月3日(土)
    11:00 〜 19:00(最終日は午後5時まで)

会場: ホワイトキューブOSAKA
    〒530-0047 大阪市北区西天満4-2-13 ひろやビル2F
    TEL:  06-6315-5008

ホワイトキューブOSAKAの詳細(地図など)
posted by 永江弘之 at 09:20| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする