2005年06月08日

50年前の仰木の棚田の風景画発見!

50年前に描かれえた、仰木の棚田の風景画(日本画)が発見されました。
随所にこんもりとした森があり、その間に棚田が広がり、琵琶湖へと下っていく。
琵琶湖の対岸には、近江富士(三上山)が描かれています。
田植えが終わって稲が少しずつ生長する、ちょうど今頃の季節に描かれたのでしょう。とてもさわやかな絵です。

私は、仰木祭の時、滝川さん(本学の守衛さん。この絵を見つけ出した方です)に実物を見せていただきました。
とても緻密に描かれており、滝川さんなど当時を知る人には
「ここが私とこの田んぼで、こっちが誰それの家で・・・」とちゃんと分かるそうです。
仰木を語る上で、とても貴重な作品ではないかと思います。

破損が大きいのですが、募金活動などで修復できるといいですよね。

IMG_7240.jpg画像をクリックすると大きく表示されます。

作:日本画家 故北村春畝(しゅんぽ)氏  撮影:永江


みんなの滋賀新聞0602.jpgみんなの滋賀新聞
2005年6月2日掲載
地域記者:加藤賢治さん
(成安造形大学 教務課課長)
posted by 永江弘之 at 11:51| Comment(1) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
北村はえ
Posted by at 2007年01月17日 13:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。