2005年09月10日

玄光社発行 「ピエゾグラフ/クリエイティブプリント360°」に掲載

雑誌「イラストレーション」や「コマーシャルフォト」ほか、写真やDTP関連の本を数多く出版している玄光社から、
コマーシャル・フォト・シリーズ「ピエゾグラフ/クリエイティブプリント360°」という本が発行されました。
その本に、成安造形大学イラストレーションクラス4年生の課題が紹介されています。

「ピエゾグラフ」とは、
セイコーエプソンのプリンタ技術(インクジェット技術)を応用したプリント技法、およびその出力物のことです。
技術のめざましい進歩は、高精細なプリントを可能にし、発色に優れ耐久性の高い顔料インクを生み出しました。
今日、「ピエゾグラフ」は、長期間の展示や鑑賞に耐える作品としての価値を持つようになり、
「クリエイティブプリント」と呼べるものとなっています。

この本は、そんなピエゾグラフについて多彩な視点で紹介しています。
多くの作家の制作についても紹介しています。
内容がぎっしりと詰まった本です。

■A4変型 128ページ
■定価 2,940 円(税込み)
ISBN 4-7683-0214-9

今、本屋さんに並んでいると思います。
玄光社のサイトから、郵送料100円で通販もできます。

ちなみに、
4年実習室にある、イラストレーションクラスの書棚には、1冊置きます。
書棚の本は、持ち出しは禁止ですが、どの学年の人も自由に閲覧していいですよ。

図書館にも入るんじゃないかな。

では、内容をちょっと紹介。
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井上直久先生(成安造形大学デザイン科教授/イラストレーションクラス担当)の記事は、4ページ掲載。

イラストレーションクラス4年生の課題「ミクストメディア/名画とコラボレーション」が、
教育現場での取り組み事例として1ページ紹介されています。

従来の名画のテーマの解釈に、独自な別の解釈を加えて再制作する
という課題で、インクジェット用のキャンバスにピエゾグラフで原画をプリントし、
その上にアクリル絵具などで加筆していきます。

紹介された作品は、イラストレーションクラス4年 大槻香奈さんの、
ミレーの「オフィーリア」を題材にした絵です。

そのページを紹介します。
下の小さい方の画像は、クリックすると大きく表示され、記事もある程度読めるのではないでしょうか。

オフィーリア小.jpg
*禁無断転載

(クリックすると、大きく表示されます *禁無断転載)
オフィーリア大.jpg
posted by 永江弘之 at 00:37| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする