大津西武展につづいて、成安造形大学ギャラリー アートサイトで第2期の展示をしています。
展示作品はほとんど同じですが、絵本「わらの家」の作画:蔭山歩さんの原画の展示をしています。
滋賀県、そして琵琶湖水系の自然の豊かさや歴史を味わっていただきたいです。
「アートには日常の中の美を認識させる力があります。描く人と見る人に同じ想い(感動)を響かせます。」
私たちはアートを通して感性を磨くことができます。
棚田が都市部に育った人にも「日本の原風景」や「なつかしさ」を感じさせ、感銘を与えるように、この展覧会を通して、滋賀の自然や町並み、生活の営みのあり方が、美しく、価値あるものだと感じていただければ幸いです。
話はちょっと寄り道をします。********************************
この「なつかしさ」はどこから来るのでしょうか。
先日の大岩先生の講演での「魂がかえりたがっている場所や時間」というお話と、イメージがだぶります。
里山(仰木)では、民家の裏手(バックヤード)に畑があり、竹林があり、その向こうに広い棚田が広がる。つながりはそこで終わらず、その先の森、そして比叡・比良の山並みへ。
里と森の境界の見晴らしのいい日だまりに共同の墓地を設けた。そこは魂の中継点。ターミナル。
森は亡くなった人の還っていく世界。 さらに、山の向こうに、海の向こうに、還っていく。
つながっていく。
琵琶湖の水も同じように循環する、つながりの中で持続可能な環境。
里から森へ。 融合。 共生。
水のまわりにはたくさんの神様。 仰木では水路のことを「いぜ」と呼ぶ。
お地蔵さまには、毎日花が生けられている。 つながりが生きている。
人のつながり=共同体が生きている。
1200年の伝統と文化、生活様式、祭り、棚田・里山の景観を今に伝えている。
棚田の共同作業が、共同体の絆を強く結んでいるのかもしれない。
町中にも里山的な生物多様性が豊かに息づいていた昭和30年代〜40年代。
今も都市部やニュータウンに自然を残している空き地や林は、フェンスで隔てられている。
川や池も同じ。 琵琶湖も同じかもしれない。 湖辺と日常の距離は大きい。
隔てられた途端に心にも壁ができる気がする。
入ってはいけない。禁忌、穢れとしての結界なのか?
植栽・景観・都市公園・・・ 人の美意識の変化でもある。
でも、都会の大自然は「空き地」。ある意味、野生の自然そのもの。
こんなにも近くに生活していながら、隔てられた自然。 どうして?
人が自分の物語をどう生きるか。
未来の設計図を今、残そう。
魂がかえりたがっている場所や時間を見いださなければいけない。
創り出さなければいけない。
隔てられたモノ、なつかしいと感じるモノと、つながり直そう。
「なつかしい」と感じるモノは、「100%過去」ではない。
感傷やノスタルジーだけではない。
「なつかしい未来」というニュアンスが一番ぴったりする、そんな未来とつながっていきましょう。 いや、つながり直していきましょう。
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大岩先生の講演から、永江が勝手に抜粋しました。(大岩先生すいません)
閑話休題
会期: 2006年11月21日(火)〜 12月1日(金)
12:00 〜 18:00 (最終日は午後4:30まで)
会場: 成安造形大学ギャラリー アートサイト 日曜・祝日休館
〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1
TEL: 077-574-2111(代表)
成安造形大学の詳細(地図など)
協賛: ホルベイン工業株式会社 株式会社クサカベ
ギャラリー風の門<坂本店・草津店・瀬田店>
主催: 成安造形大学 芸術文化交流センター
後援: 大津市・大津市教育委員会
2006年11月29日
はじめ展 〜成安造形大学イラストレーションクラス1回生による展覧会〜
成安造形大学イラストレーションクラス1回生によるグループ展です。
初めてのときに感じるドキドキ・ワクワクや、
初めての持つ緊張感や、「大切にしたい。」とゆう気持ち。
伝えたい人がいるんです。
見てほしい人がいるんです。
(DMより)
出展者: 飯田佳奈子 池原悠太 内山貴仁 大内一平
河端潤一 栗林由衣 佐藤 茜 杉浦一輔
玉垣美幸 出口 健 福井あゆみ 宮本慶子
山口良美 山本菜月 吉永まどか
会期: 2006年11月30日(木)〜 12月3日(日)
12:00 〜 19:00 (最終日は17:00まで)
会場: Gallery & Cafe 風蝶庵
〒604-806 京都市中京区蛸薬師通御幸町西入蛸屋158
TEL 075-212-4541
アクセス: 阪急河原町駅、京阪三条駅下車徒歩7分
市バス 四条河原町停下車徒歩5分
地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩5分
風蝶庵の詳細(地図など)
初めてのときに感じるドキドキ・ワクワクや、
初めての持つ緊張感や、「大切にしたい。」とゆう気持ち。
伝えたい人がいるんです。
見てほしい人がいるんです。
(DMより)
出展者: 飯田佳奈子 池原悠太 内山貴仁 大内一平
河端潤一 栗林由衣 佐藤 茜 杉浦一輔
玉垣美幸 出口 健 福井あゆみ 宮本慶子
山口良美 山本菜月 吉永まどか
会期: 2006年11月30日(木)〜 12月3日(日)
12:00 〜 19:00 (最終日は17:00まで)
会場: Gallery & Cafe 風蝶庵
〒604-806 京都市中京区蛸薬師通御幸町西入蛸屋158
TEL 075-212-4541
アクセス: 阪急河原町駅、京阪三条駅下車徒歩7分
市バス 四条河原町停下車徒歩5分
地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩5分
風蝶庵の詳細(地図など)
八木雪絵展 @成安造形大学コンテナギャラリー
成安造形大学イラストレーションクラス3年生 八木雪絵の個展です。
私は忙しい日々の中で、私の考える人にとって大切なもの、人を思いやる心、人の傷みを理解する心が少しずつ失われていく気がしています。そんな心を失わないうちに、いつまでも持ち続けるために、今の時間を絵の中に閉じ込めました。絵の中に今の私と消えない時間が生き続けます。絵の世界の時間を感じて頂けれは幸いです。
会期: 2006年11月27日(月)〜12月1日(金)
会場: 成安造形大学 コンテナギャラリー
〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1
TEL: 077-574-2111(代表)
成安造形大学の詳細(地図など)
私は忙しい日々の中で、私の考える人にとって大切なもの、人を思いやる心、人の傷みを理解する心が少しずつ失われていく気がしています。そんな心を失わないうちに、いつまでも持ち続けるために、今の時間を絵の中に閉じ込めました。絵の中に今の私と消えない時間が生き続けます。絵の世界の時間を感じて頂けれは幸いです。
会期: 2006年11月27日(月)〜12月1日(金)
会場: 成安造形大学 コンテナギャラリー
〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1
TEL: 077-574-2111(代表)
成安造形大学の詳細(地図など)
もじゃもじゃえん
もじゃけいこ(成安造形大学イラストレーションクラス卒業)個展。
こどもからおとなまで
ココロもカラダもあったかくなる
もじゃもじゃしたあそびばです。
会期: 2006年11月23日(木)〜28日(火)
12:00 〜 20:00
会場: にじ画廊
こどもからおとなまで
ココロもカラダもあったかくなる
もじゃもじゃしたあそびばです。
会期: 2006年11月23日(木)〜28日(火)
12:00 〜 20:00
会場: にじ画廊