2005年07月11日

「おはなしの国」展

成安造形大学イラストレーションクラス2年生7人展です。

出品者: 錫切佑季 松岡奈緒美 近藤祐紀 南佳奈 二木彩 宮本晴香 上原まなつ
会 期: 2005年7月11日(月)〜16日(土)
会 場: 成安造形大学 コンテナギャラリー

おはなしの国.jpg
posted by 永江弘之 at 11:57| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月30日

「淡海の夢2005」企画、目白押し! 

平成17年度 成安造形大学 芸術文化交流センター 公開講座 淡海の夢2005  の企画が
目白押しです。
淡海 は一般的に「おうみ」と読みますが、「淡海の夢」では「あわみ」と読みます。

問い合わせ・申込みは全て、成安造形大学 芸術文化交流センター まで、
ハガキ、FAX、E-mailでお願いいたします。

      成安造形大学 芸術文化交流センター
      〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1
      TEL 077-574-2118(直通) FAX 077-574-3595
      E-mail geibun@seian.ac.jp

以下、企画を紹介いたします。たくさんのご参加をお待ちしております。

*画像をクリックすると大きく表示されます。
 A4サイズに印刷してご利用いただけます。お手数ですが、90%くらいに縮小してください。

(左から 講演会などのフライヤー、 棚田写生会のフライヤー)

講演会フライヤー(小).jpg   棚田ハ生会フライヤー(小).jpg


【講演会】「滋賀の自然に魅せられて」 講師:今森洋輔氏
 日時: 2005年 7月7日(木) 18:20 〜20:00
 会場: 成安造形大学 本部棟3F ホール
 定員: 200名  無料 / 要申込み

【展覧会】「今森洋輔 ネイチャー・イラストレーション原画展」
 会期: 2005年 7月4日(月)〜16日(土) 12:00 〜 18:00
     日曜休館 最終日は16:00まで
     *講演会がある7月7日(木)は、21:00まで開館いたします。
 会場: 成安造形大学ギャラリー アートサイト 入場無料

(今森洋輔先生の作品 * 禁無断転載)

今森作品1.jpg   今森作品2.jpg   今森作品3.jpg

今森作品4.jpg Copyright (C)Yosuke IMAMORI All rights reserved.
禁無断転載


【写生会】「仰木・夏の棚田写生会」
 日時: 2005年 7月9日(土)10日(日)
 ※詳細は、要項(下記の画像から印刷できます)をご覧ください。
 ※小学生以下は、保護者同伴でご参加ください。(別紙要項あり)

(左から、一般向け要項1、要項2、 小学生親子向け要項1、要項2、 詳細地図)

仰木要項2005夏1(小).jpg  仰木要項2005夏2(小).jpg    要項2005夏小学校1(小).jpg  要項2005夏小学校1(小).jpg

仰木地図2005夏(小).jpg 地図を印刷する際は、用紙をA4横位置に設定してください。


【公募展】 棚田・里山、湖辺の郷「淡海の夢2005」風景展 @大津市歴史博物館
 搬入〆切: 2005年 7月25日(月)17:00
 搬入場所: 成安造形大学 芸術文化交流センター
      (受付:平日9:00〜17:00、土曜9:00〜12:00、日曜休館)

 会期:   2005年 8月9日(火) 〜 21日(日)
 出品料は無料 / 小中高校生以外は、展示できる状態(額装や吊りヒモなどを付けた
          状態)で搬入してください。
 ※ 「子ども手づくりおもちゃ展(仮称)」と併設です。
 ※ 詳細は別紙 募集要項をご覧ください。(近日、別途掲載予定)
posted by 永江弘之 at 01:52| Comment(1) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月27日

第3回 「発言する屏風たち」展

このたび、法然院・南書院において、屏風に描かれた日本画作品展を開催いたします。
古来より和のしつらえとして欠くことのできない屏風に、新たな感性を注ぎ込みました。
個展と現代が織り成す美の共演をご鑑賞ください。

出品者:秋田尚子  遠藤絵美  遠藤友花梨  小栗万千代  宅間祥子
    玉井咲子  友田綾子  中村友紀   本川 翔   宮本 愛
会期: 2005年6月28日(火)〜7月3日(日)
会場: 法然院・南書院【入場無料】
    京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ殿町30番地
    TEL 075-771-2420
主催: 成安造形大学 日本画研究室

byobu.jpg
宮本 愛「ピーコック・ブルー」 本間二曲一双

法然院.jpg(クリックすると大きく表示されます。
 プリントモできます。)
posted by 永江弘之 at 23:02| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

井上よう子展 〜 Transient 〜

メディアデザイン群1年の描画の授業を担当されている、井上よう子先生の個展です。
昨年、前田寛治大賞展で佳作賞を受賞した作品ほか、20数点の展示。

会期: 2005年6月28日(火)〜7月7日(木)11:00 〜 19:00
    (火曜は18:00まで。最終日は17:00まで。)
会場:ギャラリー島田
   〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24 リランズゲートB1F
   TEL 078-262-8058

井上洋子.jpg

井上洋子2.jpg   ギャラリー島田.jpg

(クリックすると大きく表示されます。プリントもできます。)
posted by 永江弘之 at 21:59| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月24日

「川端文学の世界」展

開館20周年 川端康成文学館ゆかりの芸術家たちによる「川端文学の世界」
茨木市は、文豪 川端康成生が生まれた町です。
本学の井上直久教授と野村正則講師が出品しています。ともに茨木市在住。

会期:2005年6月1日(水)〜 30日(木) 月曜日午後と火曜日休館
   9:00 〜 17:00 最終日は正午まで
会場:茨城市立川端康成文学館 併設ギャラリー
   〒567-0881 大阪府茨木市上中条2-11-25
   TEL 072-625-5978
交通:JR茨木駅より徒歩20分  阪急茨木市駅より徒歩20分
入場:無料

川端文学の世界.jpg
posted by 永江弘之 at 02:19| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上原結子 水彩画展「庭園時間」

紹介するのは、上原結子 UEHARA Yuiko さん。
成安造形大学イラストレーションクラスの2000年卒業生です。
滋賀大学大学院教育学研究科へ進学。 修士論文『絵本表現の可能性について』提出。
同大学院卒業後、
月間MOE6月号(白泉社)の巻頭大特集 今よみがえる「金子みすゞ」心の物語 の挿絵でデビュー。
彼女が描く水彩画は、とてもみずみずしく、さわやかで、人を惹きつけます。

先日まで、東京 池袋東武百貨店 美術画廊で、個展「庭園時間」を開催。
紹介が間に合いませんでしたが、今後もますます活躍の場を広げていかれるでしょう。応援しています。

上原結子.jpg
posted by 永江弘之 at 01:53| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

まきおんセンセの「エエもんみっけ」<2-ガタカ>

gataca.jpgガタカ、この映画を取り上げるのはもうちょい先のつもりだったのだが、明日21日深夜にNHKーBSにて放映されるということで、急遽ご紹介。1997年のアメリカ映画。

DNA操作技術の発達により、すぐれた適正を持つモノだけが生まれ、生まれる前から進路が決められている近未来世界。宇宙開発省「ガタカ」に勤めるエリート、ビンセントには人に話すことが出来ない秘密があった。彼は自然出産で生まれた遺伝子上不適正者であり、本来宇宙飛行士には絶対になれないのだ。他人の血液を使って他人になりすまし、宇宙飛行士候補生に選ばれるビンセント。だが、ガタカ内で起きた殺人事件で、彼は疑われてしまう....

この映画、まずその美しい映像に目を奪われる。近未来を舞台にしたSFなんだけど、よくあるメカメカした感じは皆無で、50年代ファッションとアールデコな建築が美しいライティングで描かれる。特にフランク・ロイド・ライトの実在する建築を使って撮影された「ガタカ」のモダンな美しさは必見。印象的な絵がたくさん出てくる美しい映画です。

ストーリーがまたうまい。こういうテーマだと、ついついおもたーい話になってしまいがちだけど、主人公一人が、世の中すべてを相手にアブナイ橋を渡ってだまし通す、という設定は犯罪サスペンスのノリで、重たい状況を飽きさせずに見せてくれる。実はこの監督、この作品の前に「トゥルーマン・ショー」という映画の脚本を担当しており、こちらは「世の中の人全員で、一人をだまし続ける」という全く逆の構造になっていた。この2本の映画はぜひペアで見てほしい。テーマの対比、シリアスとコメディという手法の対比など、単品で見る以上にいろんなことが見えておもしろい。

しかし、生まれる前から適正がわかってしまう世界、こわいよね。そのなかで孤軍奮闘する主人公のひたむきさに心打たれるし、逆に彼に血液などを提供する、事故で半身不随となった男(ジウド・ロウ)もいい。絵の世界も「才能」や「適正」という言葉で語られることが多いだけに、見ながらいろいろと考えさせられる一編です。
posted by まつむらまきお at 18:43| Comment(4) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月14日

まきおんセンセの「エエもんみっけ」<1>

ども、まつむらですー。
永江先生から、なんかやれー(笑)と言われて、まぁ気楽によめてるコラムでも、ということで、不定期ですがまつむらがオススメする映画やらマンガやらを無差別級に紹介していこうと思います。ビデオはレンタルショップにあるものを中心に選んでいきますので、興味を持ったら週末にでも探してみてください。
さて、記念すべき?第一回は、イラストレーター、絵描きをめざす学生のみなさんにぜひ見てもらいたいアニメーション作品「マインド・ゲーム」。2004年劇場公開された日本の映画です。

mindgame.jpg舞台は大阪。初恋の相手「みょん」と偶然再会したまんが家志望の20歳の青年「西」は、みょんの家にやってきたヤクザに殺されてしまう。「神様」の指示に逆らって無理矢理生き返った西は、みょんとその姉「ヤン」とともにクルマで逃走、ヤクザに追われて南港の港大橋へ。追いつめられた瞬間、海から巨大なクジラが現れ、西、みょん、ヤンの三人はクジラに呑み込まれてしまう....


とあらすじを書くとなんだか安っぽいヤクザ映画のように思えて女性は引いてしまうかもしれないですが(^_^;)基本的にはコメディ(と一言で言える作品ではないんですが)なので、まぁだまされたと思って見てみてください。ゲラゲラ笑いながら感動のラストへまるでジェットコースターに乗っているかのようなスピード感のある、物語的にも絵的にも、いっぱいエネルギーをもらえる映画です。
この映画の魅力を一言でいえば「絵ぢから」のすごさ。いや、それでも足りないな。「クソ絵ぢから」(笑)。この映画の監督、湯浅政明さんはこれが初監督作品ですが、クレヨンしんちゃんの映画シリーズ(これについてはまた改めて)の作画監督として注目された人です。「動いてこそナンボ!」といわんばかりの、にデフォルメされた(しかも卓抜したデッサン力に裏打ちされた)キャラと動きが最大の魅力。絵(アニメーション)っていうのは、ここまで自由になれるんだ、という感動。絵の持つ力を信じた人だけが到達できる作品世界がそこにあります。
冒頭のヤクザとの抗争もすごいのですが、なんといっても映画ラスト15分の「大疾走」。メインキャラクター4人が走る、ただ走る、ひたすら走る、どこまでも走る!人が描く絵というのは、ここまでものすごいチカラを持っているのか!と圧倒されます。
また、極度に遠近感を強調した構図にも注目。映像の構図と静止画(イラスト)の構図は文法が異なるのですが、「ここまでオモロイ絵」がつくれる、ということはどんな絵を指向していても参考になるはず。

随所にかいま見られるディズニー映画へのオマージュ、吉本の面々によるネイティブな関西弁(笑)、音楽とアニメーションの融合、「胎内回帰」「再生」「自分の世界」といったテーマなど、見れば見るほど楽しめます。

予告編を公式サイトで見ることができます
http://www.mindgame.jp/trailer/index.html

(まつむらまきお)
posted by まつむらまきお at 05:21| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月09日

ファッションデザインクラス展覧会・成安オペラ劇場『アマールと夜の訪問者』

会期: 2005年5月31日(火)〜6月16日(木)
    12:00 〜 18:00(最終日17:00) 日曜休廊 入場無料
会場: 成安造形大学ギャラリー アートサイト
主催: ファッションデザインクラス
監修: 牛田好美(成安造形大学ファッションデザインクラス助教授)

FD.jpg

成安造形大学ファッションデザインクラスの学生と、
声楽集団「イプシロン」とのコラボレーションによる オペラ「アマールと夜の訪問者」。

昨年12月に兵庫県・西宮市の教会で上演した際、
実際に舞台で使用した衣装・美術の展示とあわせて、
写真・映像資料により制作プロセスも紹介しています。

(クリックすると大きく表示されます)
FD2.jpg
再演「アマールと夜の訪問者」

日時: 7月31日(日)
会場: 成安造形大学本部棟ホール
問い合わせ: 本学ファッションデザインクラス・牛田まで

posted by 永江弘之 at 03:17| Comment(0) | ギャラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月08日

50年前の仰木の棚田の風景画発見!

50年前に描かれえた、仰木の棚田の風景画(日本画)が発見されました。
随所にこんもりとした森があり、その間に棚田が広がり、琵琶湖へと下っていく。
琵琶湖の対岸には、近江富士(三上山)が描かれています。
田植えが終わって稲が少しずつ生長する、ちょうど今頃の季節に描かれたのでしょう。とてもさわやかな絵です。

私は、仰木祭の時、滝川さん(本学の守衛さん。この絵を見つけ出した方です)に実物を見せていただきました。
とても緻密に描かれており、滝川さんなど当時を知る人には
「ここが私とこの田んぼで、こっちが誰それの家で・・・」とちゃんと分かるそうです。
仰木を語る上で、とても貴重な作品ではないかと思います。

破損が大きいのですが、募金活動などで修復できるといいですよね。

IMG_7240.jpg画像をクリックすると大きく表示されます。

作:日本画家 故北村春畝(しゅんぽ)氏  撮影:永江


みんなの滋賀新聞0602.jpgみんなの滋賀新聞
2005年6月2日掲載
地域記者:加藤賢治さん
(成安造形大学 教務課課長)
posted by 永江弘之 at 11:51| Comment(1) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする